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みどりの風ブログ

#1328 秋の味覚!ぶどうと梨

(8月28日収録)

今回は2つのJAで旬の果物を取材しました。

まずお邪魔したのは、JAにったみどり管内
広沢町の「津久井ぶどう園」さんです。

近年人気爆発中の「シャインマスカット」、
こんなに実っていましたよ!
笠をかぶっているのは、
お客さんが予約していったものだそうです。

お客さんがいつ来ても色々なぶどうを
楽しめるよう、様々な種類を栽培しています。

取材中もお客さんが絶えません。
この方は津久井さんと同級生なんだそうです。
「しょっちゅう来てますよ~!
 どれも間違いなく美味しいし、
 近くを通ると寄っちゃうんですよね」


桐生市ぶどう生産出荷組合の方が
集まってくださいました。
情報交換もでき、ぶどう栽培について
熱く語り合える頼もしい仲間なんだそうです!
優れた技術や方法を取り入れるため、
県外への視察研修なども積極的に行っています。


そんなぶどう組合の組合長もつとめる
「ぶどう園なかざと」中里さんの
ハウス・直売所を訪ねました。

中里さんのイチオシは、「BKシードレス」。
もともと種がないため種抜き処理が必要なく、
少し揺すっても実が落ちず、甘い!
「ぶどう屋にもお客さんにも優しいぶどうです」

また、「遊べるぶどう園」を目指していて、
ぶどうの木の下にこんな遊具が!
遊具をこぎながらインタビューなんて
めったにないシチュエーションです。笑

お店には、黒系・青系・赤系、3つのぶどうが
いつも並ぶように心がけているそうです。


桐生のぶどうは市場には出回らないため
ここでしか買えない逸品!
ぜひ、遊びに来てくださいね。




続いては、同じく秋の果物「梨」を求めて
JA邑楽館林管内の明和町へ。

まずは直売所「ぽんぽこ」で
長島店長にインタビュー。
明和の梨のコーナーは入口の正面!
ご紹介した「梨の雫」や梨ワインなど
梨の加工品もありました。

明和の梨は生産者ごとの直売が基本ですが、
「ぽんぽこ」でも扱っていますよ。
取材した東さんの梨も発見!



こちらは東さんの梨園。たくさん実ってます!
収穫時期の梨を見分けるポイントは、
色とお肌のツヤだそうです。

梨の木はすべて繋がり1本の木となっています。
神奈川県が開発した「ジョイント工法」という
枝の仕立て方を取り入れています。
木の成熟が早まり、作業効率も上がるとか!

また、あえて草を刈らないことで
害虫を草にとどまらせ、減農薬を実現。
梨の木にあげる肥料も色々試されています。

東さんが工夫を重ねて育てた梨は
とってもみずみずしくて甘かったです!!


県外から明和町に移り住み、梨農家となった
東さん。今や地域の若手梨農家の中心となり、
明和の梨のさらなる発展や、地域活性化の
取り組みにも力を入れています。
「明和の梨」これからも目が離せません!



「もっと美味しく育てたい!」
「たくさんのお客さんに味わってほしい!」
「もっとお客さんを喜ばせたい!」という思いが
皆さんから伝わってきました。

ご協力ありがとうございました!

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