JAグループ群馬
耕そう、大地と地域の未来
群馬県地図イメージ

ホーム  > JAグループ群馬  > JA群馬県大会

第43回JA群馬県大会 持続可能な農業・地域共生社会の実現 ~協同活動と総合事業の好循環~

第43回JA群馬県大会

JAグループでは、地域のJAのすすむ基本的な方向を定め、これを組合員および関係者が確認・共有する場として、3年に1回「JA大会」を開催しています。

本県では、今後3か年の取組方針や中長期的な組織のあり方などを提起して、JAグループ群馬としての意思を確認し、これをグループ内外に表明しています。

また、全国では、組合員意識を高揚するとともに、JAグループの共通意思を決定し、これを内外に表明するために「JA全国大会」を開催しています。

JAグループ群馬は、令和3年11月に開催した前回大会において『持続可能な農業・地域共生社会の未来づくり~10年後のめざす姿の実現に向けて~』を主題・副題として、「持続可能な農業の実現」「豊かで暮らしやすい地域共生社会の実現」「協同組合としての役割発揮」をめざすこととしました。これに向けて「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」を基本目標に掲げ、総合事業を通じて「不断の自己改革」に取り組むことを決議し、実践してきました。

一方、わが国の農業・農村・JAを取り巻く環境は大きく変化しています。世界的な物価高騰による生産資材価格の高止まりや常態化する異常気象等により、多くの地域で営農が継続できるか危機的な状況にあります。また、農村部を中心に過疎化・高齢化がすすみ、今後、基幹的農業従事者が激減する恐れがあり、JAの事業・経営を取り巻く環境も厳しさが加速しています。少子高齢化と人口減少は一層すすみ、農業分野においても生産基盤やJA組織基盤の弱体化等が深刻な状況となっています。

そのようななか、国連が 2025(令和7)年を二度目の国際協同組合年(IYC2025) に定め、持続可能な開発における協同組合の貢献を評価するなど、協同組合に対する社会からの期待は高まっています。

これらをふまえて、JAグループ群馬では、令和7年度から始まる3か年における実施事項を第43回JA群馬県大会議案として取りまとめました。取りまとめにあたっては、前回大会の成果と課題を総括するとともに、令和6年10月に開催された第30回JA全国大会の組織協議案をふまえ、JAグループ群馬として議論を重ね意見を集約したうえで作成しています。

第43回JA群馬県大会では、JAグループ群馬への期待や果たすべき役割をふまえ、JAグループ群馬の存在意義を『協同活動と総合事業で食と農を支え、豊かなくらしと活力ある地域社会を実現する』と整理して、JAグループ内外への発信を通じて、認知・理解・共感を広げていきます。

また、JAグループ群馬の存在意義をふまえ、今回の群馬県大会では、『持続可能な農業・地域共生社会の実現~協同活動と総合事業の好循環~』を主題・副題としました。

これまで自己改革で取り組んできた組合員との対話をさらにすすめ、「協同活動と総合事業の好循環」を通じて、接点(つながり)づくり・組合員との関係強化・仲間づくりをすすめていくことが必要です。

また、JAグループ群馬の組合員・役職員がそれぞれの実情や課題に応じた取り組みを実践することで、協同の力を発揮し食と農を支えていくことをめざします。

そして、大会実践期間を通してJAグループ群馬が提供する価値「食料・農業への貢献」「組合員のくらし・ 地域社会への貢献」を最大化するとともに、協同組合らしい人づくりを含め、最重要課題である「価値提供を支える組織基盤と経営基盤の強化」にJAグループ群馬が一体となって取り組んでいきます。

令和6年11月27日 JAグループ群馬

第43回JA群馬県大会
All Rights Reserved.Copyright© JA group gunma.