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みどりの風ブログ

#1299 みんな大好き!地産地消の学校給食


(1月26日収録)


朝7時半。高崎市で一番児童数の多い
佐野小学校の、給食室にお邪魔しました。

JAたかさきから食材が到着!

本日納品された高崎産の食材は、
ねぎ8㎏、キャベツ36㎏、大根17㎏!

9時までにあと5校に配達するそうです!


何気ない学校の風景も懐かしい…

空き時間に佐野小の献立表を見ながら、
「揚げパン好きだったな~」
「え?パンはコッペパンしか出なかったです」
「牛乳はビンだった」「パックですよ!」
「ミルメーク懐かしい~」「何ですかそれ?」
などなど、出身地が違うスタッフ同士で
給食の思い出話で盛り上がりました。
やっぱり記憶に残りますよね!


栄養教諭の矢尻先生にインタビュー。
「私は給食の春雨の中華サラダが大好きで、
 それをおなかいっぱい食べたくて、
 この仕事を目指したんです」とお茶目な先生。
今では、先生を含めて約940人が食べる
毎日の給食の献立を考えていらっしゃいます。


食育にも力を入れています。

「もったいない」がテーマの読み聞かせの授業。

子ども達に人気のカレーライスの日(上)と、
伝統的なメニューを取り入れた献立の日(下)
ではお残しの量が全然違うそうです。

お残しが少ないという3年4組の皆さんは、
「えーこんなに!」「もったいない!」
と感想を言いながら、真剣に見入っていました。


そして図書の先生から、食や食べ物に関する
本の読み聞かせ。
その中のひとつ「いわしくん」という絵本、
シンプルですがとても印象に残る内容で、
素敵な本を知ることができました。


授業を終え、急いで給食室に戻る矢尻先生。
給食作りが一番忙しい時間帯です!

高崎産の野菜たちが生まれ変わっていきます!

温度を測り…

味もばっちり!
給食を食べる子どもたちの顔が楽しみです!



給食の時間も3年4組にお邪魔しました。

インタビューにもしっかり答えてくれました!

皆に見守られながら…笑

給食当番さんが配膳し、
お待ちかねの「いただきます!」

今日の献立は、ごまごはん、大根と鶏肉のスープ
そして野菜たっぷりホイコーロー。
お米も、高崎産の特別栽培米「ゆめまつり」!

矢田さんもまぜてもらいました。

「給食ってこんなに美味しかったっけ!?」
というくらい、どれも本当に美味しかったです!

後ろの女の子もしっかり完食。

こちらのグループもみんな完食!

というか、ご覧ください!食育授業の効果も
あってか、クラス全体がお残しゼロ!
これにはビックリしました。

牛乳パックの開き方を教わる矢田さん(笑)

「給食が美味しいから高崎で働きたい って
 先生もいるくらいですよ」と担任の先生。
子どもたちだけでなく
先生も楽しみにしているんですね~!

給食を食べる皆の笑顔を、生産者の皆さんが
見たらどんなに喜ぶかなぁと思いました。



JAたかさきでもお話を伺いました。

旧高崎市内の63校、33,000人の小中学生の
給食に食材を提供しているそうです。
お米は年間260トン、野菜は20品目以上!

「給食はもちろんですが、子どもたちにはぜひ
 朝ごはんもしっかり食べてほしいですね」
と、田口組合長。

組合長自身も米麦の生産者であり、
自家用野菜も約40種類作っているそうです。

お話し中にこっそり(?)写真を撮っていたら、
「お、今の写真、ブログ用かい?」
とバレてしまいました(笑)
いつもご覧いただきありがとうございます!




続いては、ニュースでも「平成で最も寒い」と
騒がれた強烈な寒波の中、畑に繰り出しました。

畑にも雪が残ります…

実際に学校に食材を提供している生産者、
徳江さんのもとへ。
実は徳江さん、JAたかさきで営農部長を
務めあげた方!

取材の窓口になっていただいたJAの方にも
「野菜の事は何でも知っていて、今でも全然
 適いません。きっと何でも答えてくれますよ」
と伺ってきました。

給食への食材提供についても、事業が始まった
当初から関わっていたそうです。
「最初は配送センターもなかったし、必要な
 ものを毎日届けるっていう仕組みを作るのが
 大変でしたね」と徳江さん。

今では33,000人のもとに、徳江さん含め
管内の生産者が心を込めて作った農産物が
しっかり届いています。
ねぎは、今日のホイコーローにも
たっぷり入っていましたよ!

寒い中(本当に寒かった)ご協力いただき
ありがとうございました!



農産物を作る生産者、それを届けるJA、
献立を考え調理する栄養士さんの思いが
つながって、子ども達の笑顔や
「給食おいしい、楽しい」という思い出が
作られるんだなぁと、改めて知りました。
次代を担う子ども達、地元産のものを食べて
元気に育ってほしいです!!

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