ホーム > メディア情報 > 群馬テレビ「JAみどりの風」 > みどりの風ブログ-トップ > #1343 年末年始を彩る農産物
(12月5日収録)
前橋市金丸町の小野里さんを訪ねました。
「服にペンキがいっぱいついてるんですが…
農家さん?ですよね??」
小野里さんは枝物の生産者。この時期は、
白ぬりの枝とやらを出荷しているとか…
まずはほ場で育てている「雲竜柳」を
採りに行きます!
こちらが雲竜柳。枝の先がウネウネしています。
120cm以上の長さになるよう枝を切ります。
枝を切ってご自宅の作業場に戻ると…
「10時だからちょっとお茶にしましょう。
農家は10時休みをいれないとね(笑)」
と小野里さん。
ご両親も一緒に10時のお茶タイム♪
お家で育てられたみかんもいただきました。
切ってきた枝の長さを揃えたら、
いざ白ぬり作業!作業着に着替えます!
だ…誰?
さらに誰??笑
本気の作業着に着替えた小野里さんと矢田さん。
(持参した手袋では太刀打ちできず、
お母さんが長い手袋を貸してくれました。
余計面白いフォルムになりました笑)
大きな桶の中で専用の塗料にひたします。
そしてラメを付けると…この通りキラキラに!今の時期、ディスプレイなどで見かけませんか?
プラスチックじゃなく本当の木だったんですね!
太陽の光を浴びてキラキラ輝いていました!
小野里さんは赤と青も作っています。
花びんにさすだけでこんなに華やかに!他の地域でも作っているか伺ったところ
「あんまり聞いたことないよねぇ。
なんか、うちのおじいさんが始めたとか
聞いたような…」とのこと。
クリスマス~お正月にかけて出回る枝物。
街で見かけたら、それは前橋産かも!
続いては、こちらもクリスマスに需要が伸びる
というロマネスコを取材。
前橋市富士見町の中嶋さんを訪ねました。
とっても見晴らしの良い場所でした!
そしてすごいからっ風でした!笑
中嶋さんはロマネスコを始めて3年。
まだ新しい野菜なんです。
ロマネスコの特徴は、何といってもその形!
“部分を拡大すると、全体と相似する形を
見つけられる”という「フラクタル構造」に
なっています。
渦を巻いていて、吸い込まれそう…
その特長的な形を傷をつけないように、
箱詰めも慎重に行います。
他の作物のように重ねることも出来ないので、
なかなか手がかかる野菜です。
奥様にロマネスコ料理を作って頂きました!
上から時計回りに、フリッター、おひたし、
サラダ、ピクルス。フリッターは、衣をつける前にレンジで加熱し
柔らかくしています。
エビとマヨネーズと和えたサラダは、カレー粉が
アクセントになりおかずにもなりそう!
ピクルスは、漬ける時に白ワインとローリエを
加えて風味づけに。
とってもお料理上手な奥様でした♪
(息子さんの奥様も手伝ってくださったとか。
ありがとうございます!)ロマネスコはクリスマスツリーに似ているので
この時期に需要が伸びるそうですよ!
皆さんもクリスマス料理にいかがでしょうか?
※この時のお料理は全て(本当に全て)
スタッフが美味しくいただきました。
くつろいでしまいました。笑
珍しい作物を見せていただき、
生産者の皆さんの温かさにも触れられた
すてきな一日でした!
年末年始を彩る農産物、見かけたらぜひ
今回の放送を思い出してくださいね♪