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みどりの風ブログ

#1324 嬬恋高原が生む甘み!キャベツととうもろこし


(8月1日収録)


朝5時、嬬恋村仙之入地区でとうもろこしを
生産する、千島さんを訪ねました。

今シーズンの収穫はこの日スタート!
生でかじって、今年の出来を確かめると…
「おっ?ウマイ!まじウマイ!」
作った本人もびっくりの良い出来です(笑)

JAの熊川課長によると、糖度は20度を
超えるそうです!(一般的なメロンが約15度)


やっと日が差してきました。
最盛期には、夜中2時頃から頭にライトをつけて
収穫作業をするとか…
夜はクマとの戦いで、トラクターのラジオを
流してクマよけにするとか…

収穫したら背中のカゴに入れていきます。
満タンになると30㎏くらいになるそうです!

箱詰め作業を見せていただく前に、
ゆでとうもろこしで一休み。
この美しく輝く粒たち!とにかく甘いんです!

「おれは東京からUターンで就農したんだけど、
 親父がここで作ったとうもろこしを食べて
 美味しくてびっくりしたんですよ。
 娘も高校に入るし、学費を稼ぐためにも
 一生懸命頑張ります!笑」

パパ、これからも美味しいとうもろこしを
よろしくお願いしますね!



6時半、今度は大嶋さんのキャベツ畑へ。

ご家族で収穫をされていました。
こちらも、夜中から作業するそうです…!
地平線の向こうまで大嶋さんの畑。広―い!


お兄ちゃんはお手伝いもたくさんします。
「学校も楽しいけど、家にはトラクターが
 あるから、家の方が好き」
と話してくれました。頼もしい後継者です。

採れたてキャベツを丸かじりする妹ちゃん。
いい風景だな~それに贅沢だな~と
眺めていたら…なんとこちらでは、
まだ生えているキャベツを味見してます!究極の贅沢!笑
昼夜の気温差が激しい高原の気候によって
甘みが増します。ぱりぱりで甘くて美味しい!


今年は猛暑と乾きで、例年のような
数量が出せず苦労しているそうです。
「でも、悪い物を出すわけにはいかないからね。
 『キャベツは嬬恋に限る!』と言ってもらえる
 よう、ますます頑張りたいです」

まさに「嬬恋プライド」です!



収穫したキャベツなどの野菜はいったん集荷し、
予冷装置で一気に冷やします。
これだけの量のキャベツを、箱を積んだまま、
20分足らずで中心部まで冷やせるんです!


午後は、JA嬬恋村女性部のみなさんに
キャベツ料理を教えていただきました。

キャベツロールかつに使うキャベツは
丸ごとゆがき、1枚ずつはがして冷まします。

キャベツスープには芯の部分も使って、
丸ごといただきます!


左上から時計回りに、スープ、ナムル風、
昆布茶和え、トウモロコシのかき揚げ、
キャベツロールかつ。

キャベツのレシピはこちらから!
女性部の皆さんが考案したレシピです。

とうもろこしは、みつばと玉ねぎを加えて
衣と和え、からりと揚げています。
JAの熊川課長いわく、
「とうもろこしだけで揚げてもウマイよ!」とのこと。

ぜひぜひお試しください!


ご協力いただいた皆様
ありがとうございました!!

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