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みどりの風ブログ

#1321 市場を探検!…生産者から消費者へ

(7月12日収録)

JAに集まった農産物はその後どうなるのか?
前橋総合卸売市場に潜入してきました。


朝6時。市場にはすでに人も荷物もたくさん!
続々と入荷されています。

7時。セリが始まりました!
威勢のいい声が響き渡ります!!

あまりの活気に驚いていたら、皆さんが
気さくに話しかけて、色々教えてくれました。
ざっくり言うと…
青い帽子が卸売業者(売る人)
紺の帽子が買参人(買いに来た八百屋さんなど)
黄色い帽子が仲卸業者
(買いに来た人であり、業者へ販売もする人)



卸売業者の前橋青果 桜井さん。
セリは早朝から、荷受は夕方から夜中、
事務仕事もあり…一体いつ寝てるんだろう(汗)
市場の仕組みや独特の言葉・合図について、
猛暑の中、丁寧に教えていただきました。
ありがとうございました!


こちらは仲卸業者の丸合青果 上村さん。
「生産者が一生懸命作ったものを、新鮮なまま
 一秒でも早く消費者に届けるために、
 みんなねぇ、もう汗かいて塩吹きながら
 頑張ってるんですよ!」


毎日市場で新鮮な野菜を仕入れ販売している
八百屋、伊藤商店の店主・光男さん。

「なるだけ群馬県産・国産のを仕入れてるよ。
 美味しいのを買うコツは店の人と
 よく話をすることだね!」

確かに、この時インタビューしたお客さんは
「光男さんが選んだものは間違いない!」
とおっしゃってました!

メロンを選び「ほれ行くよ!」と投げるふり。
「昔は本当に投げたんだよ。そんでこの人も
 ちゃんとキャッチしたのよ(笑)」
お客さんとの信頼関係がすごい!笑



前橋市場内に新設された、JA全農ぐんまの
青果物一次加工センターにもお邪魔しました。

キャベツの外葉や芯を取り除く、
一次加工を行う施設です。
(JA全農ぐんま青果物一次加工センターパンフレットより)

この半割芯取りキャベツは、冷凍ギョウザ工場や
カット野菜工場などで使われています。
工場にとっては、手間が省け、芯などのゴミを
捨てる費用も掛からず、重宝されています!
市場内にあるので、キャベツの入荷も安定的です。



午後にお邪魔したJA前橋市の集出荷場。
JAが個々の生産者の農産物を一手に
引き受けることで、出荷する量がまとまり、
市場においても有利に販売することができます。
出荷の基準を設け、それを皆が守ることで
品質も一定以上のものがそろいます!

JAが取り扱う農産物はロットも大きいので
「何がどのくらい集まったか」分かった時点で
売り先が決められるなど、
流通形態も多様化しているそうです。

夕方から夜にかけて、県内外の市場などに
運ばれていきます。行ってらっしゃい!



視聴者の皆さんからよくいただく
「今日紹介された○○はどこで買えるの?」
という疑問。

基本的には、その日一番高い値段で買ってくれた
業者やお店で販売される ということなので、
端的に「ここ!」とは言えないのですが…
どこにでも取り扱ってもらえるよう、
これからも努力していきます!!


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