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JA北群渋川・イチゴ

津久井 正一さん
    京子さん

「おいしい」の言葉を励みに


 津久井正一さん(63)京子さん(63)夫婦は渋川市子持地区でイチゴは10㌃、エダマメ11㌃、キュウリは1㌃栽培している。
 
 イチゴの品種は「やよいひめ」。日持ちもよく、まろやかな甘味があり酸味はあまり強くなく一度にたくさん収穫でき、満足している。一番気を付けているところは「収穫時にはやさしく採って商品に傷をつけないように収穫していること」と話す。
 
 津久井さん夫婦は2012年に就農。イチゴ栽培をしていた京子さんの父の後藤定雄さん(88)から引き継いだ。だが14年の雪害によりハウスが倒壊。15年8月にハウスを施工し、9月のイチゴの定植に間に合い12月から出荷ができた。
 
 現在は県のエコファーマーとして、土壌診断に基づく導入計画を作成しながら化学農薬の使用量を減らした栽培をしている。天敵農薬を使った取り組みをしており、農薬の使用を減らしている。イチゴの代表的な害虫のハダニの天敵「ミヤコカブリダニ」と「チリカブリダニ」を使い、農薬を使わずに栽培。ハダニは温かい環境を好み一度増えてしまうとなかなか退治できなかったが、天敵農薬を使用してから作業が楽になりとても作業がしやすくなった。
 
 エコファーマーになったので「次年度の計画が立てやすくなった」と語る。
 食べた人から「おいしかったよ」と直接言われるのが一番うれしく、直売所などの販売の励みにしている。炭酸ガス栽培にも興味があり、日々勉強している。

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