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JA佐波伊勢崎・アレッタ

手嶋 裕一さん
   清仁さん

革新的な農業を目指す

 
 兄の手嶋裕一さん(41)と弟の清仁さん(37)は、伊勢崎市の実家で農業を継ぎ、両親とともに兄弟でブロッコリーやネギ、キュウリなどを栽培している。
 
 昨年3月に、JA佐波伊勢崎さかい営農センターの町田圭一センター長にアレッタの栽培を勧められたのがきっかけで、現在、青年部の仲間と栽培に取り組んでいる。アレッタは、2011年に品種登録された、ブロッコリーとケールをかけあわせた新しい野菜。9月に播種(はしゅ)し2月の収穫まで、仲間と何度も会議を重ねながら、オリジナルデザインのFG袋作りや市場への売り込みなどに奔走した。
 
 裕一さんは「色んな才能を持った仲間がいたから貴重な経験ができて、楽しかった。次へつなげていければ」と振り返る。
 新しい野菜として注目を浴びるアレッタ。普及が進めば、いつかは「あってあたりまえ」の野菜になるかもしれない。清仁さんは「新しいものが古くなっていくのは自然な流れで、決して悪いことではない」と話す。「新しいものも既存のものも大事。農家だって、ベテランと若手を融合したら、革新的な農業ができるはず」と展望を語った。

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