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JA赤城たちばな・山ウド
山ウドの魅力伝えたい
渋川市赤城町津久田の須田和敏さん(66)と妻の寿枝さん(66)は、夫婦で農業を営む。
須田さん夫婦は、主に山ウドやカボチャ、米を生産している。特に力を入れているのは山ウドで、栽培面積は35㌃。「利根白」と「赤白芽」の2種類を栽培している。中でも「利根白」は、「茎が太く重量が重いため、収量が多く、良質である」と話す。適期防除や栽培条件に気を配ることで、より良質な山ウドの生産を目指す。
以前、和敏さんは会社員として勤務していた。和敏さんは、土日に専業農家である寿枝さんの農作業を手伝ってきたが、退職後に本格的に就農を決意。現在、須田さん夫婦の娘さんも農業を手伝う機会が増え、家族一丸となって山ウドの生産に取り組んでいる。
今後は東京や長野、新潟に山ウドの出荷数を増やす。地元の直売所や、JAに無駄なく出荷する予定で、山ウドの魅力をさらに発信していく。「採りたてで新鮮な山ウドなら生で食べても甘くてみずみずしい。お客様の口に入るものなので、なるべく良いものを提供したい」と笑顔を交えながら抱負を話した。