JA青年部は、農業の担い手としてJAをよりどころに地域農業の振興を図り、JA運動の先駆者として実践する自主的な組織です。
概ね20歳から45歳までの青年層を中心に、県内では現在約1,100人の構成員(=“盟友”)が参加しています。
主な活動としては、
等を行い、「JA青年組織綱領」にある理念の実践を目指しています。
JA青年組織綱領
また、JA青年組織にとって重要なのが「ポリシーブック」です。
これは、盟友が営農や地域活動をする上で抱えている課題について、盟友同士で解決策を議論しまとめたもの。
政策として要請する事項だけでなく、まず自らが課題解決に向けて努力するための行動目標が明記されています。
日本農業・農村の発展のために「現場の声」をJAグループや行政に届けるツールとして、また農業者である盟友一人ひとりが真に地域農業・日本農業について考え、行動していくために、「ポリシーブック」が大きな意味を持つのです。
本日、大勢の盟友ならびに関係各位にご参加いただき、JA群馬青年部大会・創立70周年記念大会が盛大に開催できますことを、主催者を代表して心より深く感謝申し上げます。
昭和32年1月、自らの生活の向上と新しい農村建設を目指して、群馬県農協青年部協議会は結成されました。以来七十年間、我々JA青年組織の仲間は、JAをよりどころとし、単に自己の農業経営にとどまらず、群馬県の農業、ひいては日本農業の発展のため、日夜活動してまいりました。
この間には、農業や地域社会に大きな影響を与える出来事も数多くありました。その都度、我々の先人たちは英知と行動力を結集し、さまざまな取組みを実践してきました。
記憶に新しいところでは、昨年5月に「食料・農業・農村基本法」が四半世紀ぶりに改正されましたが、我々青年組織は自ら取りまとめた政策集「ポリシーブック」を携え、持続可能な農業と食料安全保障の実現を目指して、本県選出の国会議員および県議会議員へ政策提案を行いました。国はこの基本法の理念に基づき、「食料・農業・農村基本計画」を策定し、今後5年間で農業の構造転換を集中的に推し進めることとしています。
これからも、我々青年組織は、自ら策定したポリシーブックを携え、農業者最大の願いである「持続可能な農業」の実現に向け、日々の活動を積み重ねつつ、行政や消費者に熱い思いを真摯に伝えてまいります。
本大会では、単位組織による「活動実績発表」および盟友個人による「青年の主張」を行います。皆さんには、組織の取組みと盟友の情熱を通じて、多くの示唆と実りを得ていただければ幸いです。
結びに、農業は依然として厳しい状況にありますが、この大会を契機として、私たちの経営発展はもとより、豊かな大地と恵みが次世代へ確実に継承され、未来永劫、農業を軸とする地域社会が存続することを心よりご祈念申し上げ、挨拶とさせていただきます。
JA女性組織は、食・農・くらしに関心のある地域の女性が、JAをよりどころとして活動する組合員組織です。
JAとはいえ農家でない人も加入することができ、現在、県下15JAで約5,500人の会員がいます。
JAによって「女性部」や「女性会」等の名前で活動しており、
など、地域に密着した活動を行うほか、男女共同参画社会の実現に向けた活動にも取り組んでいます。
もちろん、料理・手芸・ダンスなどのサークル活動や旅行など、仲間と交流を深められるイベントもたくさんあります。
こうした活動は、全国のJA女性組織共通の目的である「JA女性組織綱領」にもとづき、行っています。
JA女性組織綱領
青年部
群馬県農協青年部協議会委員長
女性部
JAぐんま女性組織協議会会長